心配と安心


いちごちゃんのケージのお水がずいぶん減っていたので
心配になりました。
そろそろ、本格的なシニア年齢になってきたので、腎不全を
疑って血液検査をしてもらいました。
クレアチニン(腎臓にダメージがあると出てくる酵素)も、
BUN(腎臓によって尿になって身体の外に排出される毒素)の
数値も正常範囲内でひと安心しました。

新しくブログ訪問してくださる方は、いちごちゃんの病歴を知らないと思いますので、少し書いておきます。
いちごちゃんは2004年の春生まれ。まだ手のひらに乗るくらいの子猫の時に、あるお家で保護されました。
そこには小さいお子さんがいて、だっこして遊んでいるうちに子猫だったいちごちゃんを落としてしまいました。
まだ着地がままならない月齢だったいちごちゃんは後ろ足の神経にダメージを受けてしまい、ふらつくような歩行になりました。
飼い主さんは、うちではなく他の動物病院に連れて行きました。そこの獣医さんはペットフード否定派で「キャットフードなんか食べさせているからこんな栄養失調な子猫になるんだ。人間と同じ食べ物を与えなさい」と言われたそうで、飼い主さんは焼き魚やご飯やほうれん草のおひたしなどを与えていたそうです。
そんな、とんでもない食生活でいちごちゃんは生後数ヶ月にもならないうちに尿道結石でオシッコが出なくなってしまいました。
飼い主さんが、うちの病院へ連れてきたときには小さな膀胱はオシッコでパンパンに張っていたのです。
それからの治療は、子猫のいちごちゃんにとっては地獄だったと思います。
オシッコを出すために尿道にカテーテルを入れるのですが、子猫用のカテーテルなんてないので成猫に使うもので導尿する毎日。痛さでギャーギャー鳴きわめくいちごちゃんを抑えてオシッコを出してやらないと死んでしまいます。
入院させて、毎日何度もオシッコを出してあげるのです。
そのうち飼い主さんが「これ以上は、拾った猫にお金を出せない」と言い出しました。
そのとき夫が「この子はいま治療を止めたら確実に死ぬよ。お金なんか要らんから任せて置いて行きなさい」と…。
結局いちごちゃんはうちの子になり、治療を続けて自力でオシッコは出せるようになりました。
彼(いちごちゃん)は、神経マヒと尿道結石のダブルパンチで自力排尿が困難だったのです。
今は少し神経マヒが残るものの、足踏みをして散水車のようにまきちらかしながらオシッコをしています。
それをよろけて踏むので、長年のオシッコ足でくっさいくっさいいちごちゃんの足が出来上がったのです。


少し書こうと思いましたが、長くなってしまいました。
いちごちゃんにとっては、いじめのような辛い治療だったと思います。
でも、彼はまるで悟りを開いたかのように穏やかで優しい子になりました。
きっと彼は猫界の神だと、私は思っています。

20160404214216602.jpg
神様、とにかく腎不全の心配が払拭されて私は今夜は穏やかな気持ちで眠れるでしょう。


コメント

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No title

初期の老眼には字が小っちゃいです~~(笑)

でもよかったです^^
いちごちゃんまだまだ青春真っ盛りよね~~^^

Re: すもっちさんへ

すいませーん(>_<)
私も老眼仲間ですぅ~。
興味のない方にはサラッと流して読んでいただこうかと小さい文字にしました。
老眼鏡かけて読んでやって下さいませ~m(_ _)m

ともあれ、腎臓の心配がなくなったので今夜は祝杯あげて寝ますわ♡

No title

辛い治療を頑張って受けて、今のいちごちゃんがいるのですね!
優しい旦那さまにも感謝ですが、頑張ったいちごちゃんは、体は弱くでも忍耐力と優しい心を持ち合わせたいいコに成長してくれましたね。

老眼通り越している年齢ですが、涙でぼやけた字は心眼で読みました(^_^;)
腎不全の疑いが晴れてよかったです(^O^)/
これ以上いちごちゃんに辛い想いをさせてはいけないと、本物の神様の配慮があったのでしょう。

No title

こんばんは

へへ~~~
神様に頭を上げて向かい合ってはいけませんよね。

腎不全の懸念がなくなって、よかったですねぇ。
幸せの総量が決まっているような話がありますが、
だったら不幸の総量も決まっていてほしいかな。
いちごちゃんなら、もう使い切っちゃっただろうし。
こうしてまとめて文章で読むと、
大変さが3倍増くらいに感じますよ。
いや、元の1倍だって想像はできないのですけど。

No title

私も老眼と涙目ながら心眼で読みました。
この間載せてくださったいちごちゃんの動画、本当に胸が熱くなったんですよ。
ご主人のお膝の上で幸せそうないちごちゃん。
苦しみの後に、こんな平和で穏やかなニャン生が待っていてくれてよかった。

たれくりたんさん、ありがとう!
いちごちゃん、おめでとう。

No title

よかったねえ、いちごちゃん。
このお家に来て、お金なんていらんからとご主人が言ってくださったからこんなに立派に長生きして私もあなたに会えたんだねえ。
本当によかったねえ、いちごちゃん。と私。
これからも元気で散水するんだよ。
そしてその穏やかさと優しさを見習うよう、後足の爪の垢を煎じてうちの二匹に飲ませてやりたいです(わりと本気)

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Re: きらちろママさんへ

もう、ずーっとずーっと前のことだから泣かなくても大丈夫です。
今は、彼のくっさい足を楽しんですらいます←私だけだけど。

子猫の時に、尿道閉塞を何度も起こしているので腎不全になる要素はかなりあると思っていたので本当に良かったです。
これからも、くっさい足とピュアな心のいちごちゃんをよろしくお願いします!

Re: shah-sanさんへ

足のくさい猫神様は、なぜか頭もオシッコくさい時があります。
これをクンクンすると、無病息災・家内安全・出前迅速・コーヒーおかわり自由という御利益があります。

きっと、いちごちゃんは子猫の時に辛いことを一生分使い切ってしまったので今は幸せの倍返しを神様にいただいているのかも知れませんね。
今はデレデレに甘やかしていますもの…。

Re: とら母さんへ

はい、みんな老眼仲間世代ですね(^。^)
あんなに(治療で)痛くて辛い目に遭わせたのに、夫が大好きないちごちゃん。
本当に不思議な子です。
でも、優しく穏やかで誰にも不信感を持たない良い猫になってくれました。
とらちゃんも相当な思いをして、大人になったのだと思います。
老いて行くのは仕方ないけど、健やかに穏やかに側にいてほしいなぁって思います。

Re: まめよしさんへ

いちごちゃんの場合は、当時なんだか人災のような気がしていました。
それなのに頑張って治療に耐えている子猫を、入院費が払えないなら持って帰ってください…とはとても言えませんでした。
あの時に治療を止めていたら、間違いなく死んでいたと思います。
そっかぁ、こんなにみんなが頑張ったのは、いちごちゃんとまめよしさんの運命の出会いの為だったんですね。
12年前にはわからなかった運命の赤い糸。
いま明かされる赤い糸のヒミツですね。

No title

いちごちゃん、腎不全でなくて本当によかったです。
新参ではないつもりですが、いちごちゃんのこと知らなかった…
そんな辛い経験を乗り越えて今に至るのですね。
優しい旦那様の病院に来てくれて本当によかった…(;_:)
本来の優しいいちごちゃんになれたのは、
ここなら大丈夫、と感じたんだろうなぁ
猫さんって、私たちよりよっぽど達観しているというか、大人な感じがします。
いちごちゃん、これからも楽しいニャン神様せいかつ送ってね(*^^*)

Re: あぼんさんへ

あぼんさん、こんばんわ。
いちごちゃんの病歴はずーっと昔、ブログを始めた頃に一度書いたことがありました。
でも当時は、日に3人くらいの訪問人数でリンクもなかったので、あまり目に留まらなかったのだと思います。
今では、神経マヒナズターズなどと呼ばれて、世の中に知れたらワイドショーに出ちゃう失言だよねと笑えるほどに幸せで穏やかです。
親バカですが、本当にいい子に巡り会ったと思っています。
開業してからこういう、途中で医療放棄や育児放棄(ツルちゃんみたいに)された子、交通事故で運び込まれて飼い主が知れずそのままうちの子になっちゃった犬や猫がたくさんいました。
みんな可愛くていい子でした。そういう意味では私も幸せな仕事に就いていると言えますよね。
これからも、くっさい足の可愛いいちごちゃんをよろしくお願いしまーす(=^..^=)ミャー
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